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【経済】ガソリン、食品、電気代…生活用品の"値上げラッシュ"が続出するワケwwww

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1: 名無しダイエット 2021/11/10(水) 04:56:45.14 ID:k9QWJ1Xt9
脱炭素政策、コロナ禍、中豪関係の悪化…

世界的な物価上昇の大きな要因のひとつが、エネルギー資源価格の上昇だ。10月上旬には、欧州の天然ガス価格や中国の石炭価格が急騰する場面があった。足許、天然ガスなどの価格上昇の勢いは幾分か落ち着いたが、価格水準は依然として高い。過去1年間で、原油価格は1バレル40ドル程度から80ドル台に上昇した(WTI原油先物価格に基づく)。

エネルギー資源価格の上昇要因は多い。時系列に確認すると、2010年代半ばごろから世界経済全体で脱炭素への取り組みが強化され、石炭、天然ガス、石油など化石燃料の生産関連の設備投資が絞られた。

その上に、コロナ禍が発生し世界経済全体で供給制約が深刻化した。具体的には、“巣ごもり需要”を背景に家電などの運搬が急増し、海運需給が逼迫した。都市封鎖などによる動線寸断は鉱山や油田開発を停滞させた。さらに、コロナの感染源をめぐって中豪関係が悪化し、中国は豪州産石炭の輸入を一時止めた。

他方で、感染再拡大によって中国は国境を封鎖し、想定外に石炭調達が減少した。中国は石炭の代替として天然ガスを買い求め、電力供給を増やそうとしている。その結果、世界的に石炭や天然ガスの価格が高騰した。なお、中国政府は石炭価格の高騰を抑えるために国内の炭鉱の生産拡張や価格抑制策に踏み切った。

世界中でエネルギー資源の供給が追いつかない

(中略)

また、米国ではワクチン接種によって経済が正常化にむかい、ガソリン需要が増えている。ただし、脱炭素を背景に金融機関が化石燃料関連事業への融資基準を厳格化したため米石油産業の供給力回復には過去以上に時間がかかる。このようにして世界経済全体でエネルギー資源の供給が需要に追いつかない状況が鮮明だ。

なぜ穀物の価格も上がっているのか

エネルギー資源に加えて、穀物の価格も上昇している。その理由の一つとして、多くの穀物は代替エネルギー源として扱われている。例えば、トウモロコシを原料にして生産されるエタノールは自動車の燃料(バイオエタノール)に使われる。ガソリンにバイオエタノールを混ぜたエタノール混合ガソリンも自動車燃料だ。原油価格が上昇するとガソリン価格は上昇し、ガソリンの代替品であるエタノールの原料であるトウモロコシなどの穀物価格も上昇する傾向にある。

(中略)

他方で、供給面では豪雨や干ばつ、高温など世界的な異常気象の影響によって農作物の生産に悪影響が出ている。以上より、世界全体で穀物の需給はタイト化し、価格が上昇した。

(中略)

パスタ、マーガリン、パンなどが値上がりしている

徐々に、わが国にもインフレの波が押し寄せている。企業は消費者に販売するさまざまなモノの価格を引き上げ始めた。10月下旬時点でレギュラーガソリン価格は1リットル当たり160円台後半にまで上昇し、一部地域では170円台に突入し始めた。これまでの天然ガス価格の上昇によって、追加的な電気料金の上昇も視野に入る。10月以降は、パスタ、マーガリン、パン、コーヒー豆、ポテトチップスなどが値上げされている。資源、資材価格の高騰によって増えたコストを価格に転嫁せざるを得ない企業は増えている。

(中略)

当面、日本の物価は高止まりする恐れ

今後の展開を考えた時、来年の春ごろまで世界的に物価は高止まりするだろう。まず、冬場の暖房のための電力需要が増え、エネルギー資源価格には押し上げ圧力が加わりやすい。それに加えて、米国などでは緩和的な金融政策が修正され始めた。それとは対照的に、わが国の超緩和的な金融政策が修正される可能性はかなり低い。内外金利差の拡大観測を背景に米ドルなどの主要通貨に対して円は売られやすい。円安の進行は輸入物価を上昇させる一つの要因だ。

(全文はこちら)
https://president.jp/articles/-/51599?page=1


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Source: ダイエット速報@2ちゃんねる
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