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【研究】お金持ちになるとメンタルヘルスは向上!が、心血管の健康は困窮している人と同レベルの模様www

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1: 名無しダイエット 2020/05/18(月) 07:56:56.02 ID:LIJ2IiHc9
https://gigazine.net/amp/20200517-effect-wealth-health
収入が増えるほど健康上の問題が少なくなることから、一般的には「裕福であるほど健康寿命が長くなる」と考えられており、過去の研究でもそのように示されてきました。しかし新たな研究では、収入と健康の関係には「隠れたトレードオフ」が存在することが判明しています。

Youth Who Achieve Upward Socioeconomic Mobility Display Lower Psychological Distress But Higher Metabolic Syndrome Rates as Adults: Prospective Evidence From Add Health and MIDUS | Journal of the American Heart Association
https://www.ahajournals.org/doi/10.1161/JAHA.119.015698

Study finds a counterintuitive effect wealth has on health
https://www.inverse.com/mind-body/study-counterintuitive-effect-wealth-has-on-health

ノースウェスタン大学の心理学者であるグレゴリー・ミラー教授は、数十年のスパンで行われた2つの長期的な追跡研究について分析を実施しました。2つの研究の参加者はアメリカ国民計9419人で、11~20歳のどこかのタイミングで研究に参加し、24~32歳になるまで追跡が行われました。

この時、被験者は幼少期と成人期の世帯収入により、「常に有利」「常に不利」「経済状況の向上を経験」「経済状況の悪化を経験」という4つのグループに分別されたとのこと。正しく分類を行うため、研究チームは被験者が子どもから思春期にあるときは親の学歴や社会福祉制度の利用状況を記録し、成人してからは年収1万5000ドル(約160万円)を基準として社会経済的地位を測定しました。

加えて、研究者は被験者の財政状況と心血管系の健康状態を比較。利用されたのは腹部の脂肪の量、血圧、コレステロール値、血中グルコース量といった指標で、これらはメタボリックシンドロームか否かを示すとのこと。

調査の結果、予測どおり「経済状況の向上を経験」したグループは「常に不利」なグループよりも心理的苦痛が一貫して小さいことが示されました。「経済状況の向上を経験」したグループに属する多くの人は、メンタル的には「常に有利」なグループと同程度の苦痛レベルを報告したとのこと。
https://i.gzn.jp/img/2020/05/17/effect-wealth-health/black-girl-collecting-money-to-piggy-bank-PRFLZCM_m.jpg

一方で、「経済状況の向上を経験」したグループは「常に有利」な人々よりもメタボリックシンドロームである確率が高いことも判明しました。この点に関していえば、「経済状況の向上を経験」したグループは「常に不利」のグループと同程度の健康リスクが存在したとのことです。

言い換えると、経済的に裕福になるとメンタルヘルスは向上しますが、 心血管系の健康が改善されるとは限らないということ。ミラー教授は、「私たちは長い間、社会経済的地位が高くなると人は健康状態、特に心血管系の健康状態がよくなると考えてきました。しかし、今回の研究で示されたのは、社会的地位によって健康的利益が得られるかは、その地位にどうやって至ったかに左右されるということです」とコメントしています。

このようなトレードオフがなぜ起こるのか、研究者らは社会的・環境的側面から調査を進めています。研究チームはこの理由を「社会経済的に困窮している学生は、有利な立場にある学生たちに追いつくためにより多くの努力を要し、ストレスに直面する機会が多いため」だと推測しています。

過去の研究では1940年代・50年代に生まれたアメリカ人の3分の2が両親よりも高い社会経済的地位を得ていますが、1970年代・80年代に生まれた人はその割合が半減したことが示されています。現代において社会経済的地位を向上させるにはねばり強さと自己統制が必要になりますが、これがストレス要因となるとミラー氏は見解を述べています。ストレス要因の扱いがうまくなると精神的な健康は向上しますが、ストレス要因それ自体は消失しないため、肉体には影響が出るというわけです。

今回の調査結果は、大学や企業はこのような複雑な因果関係を頭に入れ、学生や従業員が常に「支援されている」と感じることができる環境を作る必要性を示しています。「医者、弁護士、ジャーナリスト、財務管理者、エンジニアなど、人は『なった』もので判断されがちですが、『なった』後の人生は、それまでの人生に大きく左右されます」とミラー氏は述べました。


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Source: ダイエット速報@2ちゃんねる
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