県中部の汽水湖・涸沼(ひぬま)でとれたシジミでだしをとり、
タコ、ネギなど大半の食材が県内産。調理の際に使う水は「東国三社」に数えられる鹿島神宮(鹿嶋市)の湧き水というこだわりの一品だ。
本場の大阪の人が「ケッタイな…」とのけぞりそうな「高級たこ焼き」販売を思い立った理由とは-。
口に含むと、シジミのだしが効いた生地の味わいが広がる。
「主役」のタコは大洗町で水揚げされたマダコで、その弾力ある食感は生地と相性抜群だ。
「そのまま食べるのが一番おいしいです」
考案した二宮正嘉(まさよし)さん(43)は自信たっぷりに語った。
二宮さんは、全国チェーンの飲食店で勤務した後、小料理屋やお好み焼き屋などで料理人として腕を磨いた経歴を持つ。
約10年前、出身地の茨城県でたこ焼き屋台「たこ焼き道場 めりけん魂」の営業を始めた。
県内をめぐりながら、多くの人が地元の食材の魅力に気づいていないと感じた。
豊富な海と山の幸に恵まれ、農業産出額も全国トップクラスの茨城県だが、その印象が県内外で根づいているとは言いがたい。
たこ焼きに魅力ある食材を詰め込み「食の宝庫・茨城」を発信したい-。
そう考えて試作にとりかかり、試行錯誤の末、最近になって完成に近い状態にこぎつけた。
3月に販売を開始する予定だ。試作段階の材料に加えて、ほんのりとした甘みのJA水戸オリジナルブランド野菜「柔甘(やわらか)ねぎ」も食材として加わる。
妥協しない材料選びの結果、価格はたこ焼きとしては異例の高額に設定した。
商品名は、1800円という価格の数字にもちなんだ「茨皇(イバオオ)」。
二宮さんによると、民間企業が運営するウェブサイト「日本一ネット」で「日本一値段が高いたこ焼き」に認定される見通しという。
茨城県といえば、民間シンクタンクによる都道府県魅力度ランキングで7年連続最下位となったイメージが鮮烈だ。ランキングは最下位でも、食材の質は全国トップ-。
「日本一」の価格設定には、そんな料理人の自負心がにじんでいる。(永井大輔)
「たこ焼き道場 めりけん魂」は、主に茨城県南部や国営ひたち海浜公園(同県ひたちなか市)を回って営業している。問い合わせは二宮さん
1/10(金) 18:44配信
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200110-00000566-san-soci
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Source: ダイエット速報@2ちゃんねる
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