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【健康】食事中に思わず「痛っ!!」頬の内側をかんでしまう原因と予防・対処法

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1: 名無しダイエット 2019/01/28(月) 06:27:28.58 ID:Wq1G130x9
 おいしい料理を食べているとき、思いがけず頬の内側をかんでしまい、気分が台無しになった経験はありませんか。かんだことでできる口内の傷が激しく痛み、その後の食事や会話に支障が出ることもあります。頬の内側をかんでしまう理由やかまないための方法について、歯科衛生士の池浦静華さんに聞きました。

虫歯の治療が原因になることも

Q.なぜ、思いがけず頬の内側をかんでしまうのですか。

池浦さん「3つの要因があります。1つ目は、歯の形や歯並び、かみ合わせなど、生まれ持った特異な口腔(こうくう)内環境です。生えてきた歯がとがっていると、頬をかんで傷がつきやすくなります。先天欠損(生まれつき歯がない部位がある)や過剰歯(生まれつき歯が多い部分がある)など歯の数の異常、乱食い歯や出っ歯など歯並びの異常、骨格の異常が関係する歯のかみ合わせの異常(不正咬合=ふせいこうごう)が原因になることもあります。

2つ目は、虫歯の治療や口腔粘膜の異常などによる口腔内環境の変化です。虫歯の治療で口腔内に詰め物やかぶせ物などをしますが、治療により歯の形態が変わると頬の内側をかんでしまうことがあります。口内炎などの口腔粘膜炎や親知らずが原因となって生じた歯肉の炎症、虫歯や加齢で歯が抜けてくるような場合に、痛みをかばうために普段とは違うかみ方をすることも原因として考えられます。

3つ目は、口腔内以外の要因(ストレス、薬、アレルギーなど)から生じる口腔内環境の変化です。例えば、ストレスによって生じる歯ぎしりが挙げられます。また、服用中の薬の副作用として口腔の乾燥が生じる場合、粘膜表面の潤滑作用が失われやすく、かぶせ物に使われている金属や歯科治療で使用する材料に対するアレルギーがある場合は、頬の内側の粘膜などに炎症が生じることでかんでしまうことも考えられます。

口腔内は歯という硬い組織と、舌、頬、歯肉などの軟らかい組織が共存している場所で、両者が異常に触れ合った場合、軟らかい方が負けてしまいます。さらに口腔内から肛門までは1本の管でつながっており、口腔粘膜は胃腸など全身の異常が粘膜炎として出現しやすいのです

Q.日常よく行ってしまう癖が、頬の内側をかむことと関係する場合がありますか。

池浦さん「爪をかむ、指を吸う、唇をかむなどの癖が影響している可能性もあります。これらの癖は歯並びにも影響するため注意が必要です。また、頬づえ、片側の歯だけでかむ癖も結果的に頬の内側をかむことと関係する場合があります

Q.体重の増加や加齢による頬のたるみは、頬の内側をかむことに関係しますか。

池浦さん「体重の増加も関係しますが、減少も関係します。体重の増減によって頬の筋肉、脂肪の量が変化することで、粘膜の膨らみが変化するからです。また、口腔粘膜全体の加齢による厚みの減少や、粘膜下組織の筋肉、脂肪の量が減少することで生じる頬のたるみも関係します(※1)。

加齢により、食べ物をかむ時に使われる筋肉や表情筋が衰え、頬のたるみが現れます。テレビ番組や雑誌でも表情筋のトレーニングがよく取り上げられますが、表情筋のトレーニングは、ほうれい線やしわの改善だけではなく、口腔機能の低下を防ぐ効果も期待できます

Q.頬の内側をかむ原因がある場合、どのように対処したらよいですか。

池浦さん「もともとの歯の形がとがっていることで、頬の内側を習慣的にかんでしまう場合、歯のとがりを少し削って当たり方を滑らかにすることで、解決できる可能性があります。歯並びやあごの骨格が影響している場合は、矯正治療も含めた一連の治療計画の中で対処法を検討していく必要があるため、歯科医院での相談が必要です。

次に、詰め物やかぶせ物が原因となっている場合、部分的な調整や修正で改善できる可能性があります。口内炎や親知らずが原因の場合は、状況に応じた炎症を取り除く治療が必要となるため、市販薬などでなかなか治らない粘膜の炎症があれば歯科医院で相談してください。

歯ぎしりが原因の場合、ナイトガード(マウスピース)を作ることも治療法の一つです。薬の副作用やアレルギーについては処方医との相談、高次医療機関での検査などが必要となる場合もあるため、まずはかかりつけの医師、歯科医師に相談しましょう

Q.それでもうっかり、頬の内側をかんでしまった時の対処法は。

池浦さん「患部を再びかまないように気を付け、口内炎ができてしまった場合、市販のうがい薬や口内炎治療薬を使用するのが対処法です。しかし、1週間以上口内炎が続く場合や、なかなか治らない場合は医療機関に相談しましょう。

また、血をサラサラにする薬を内服している場合、かんだ場所からの出血が続くことがあります。清潔なガーゼやタオルなどで患部を口腔内と口腔外から挟むようにつまんで、少なくとも10~15分程度、圧迫止血を試みましょう。それでも止血困難な場合は、やはり医療機関での相談が必要です

Q.頬の内側をかまないために、普段からできることは何ですか。

池浦さん「生まれ持った特異な口腔内環境、そして内的、あるいは外的要因に伴う口腔内環境の変化を知り、口の中を清潔に保つことです。口の中の汚れは、粘膜の炎症だけでなく、虫歯や歯周病などを引き起こす原因となります。どこの歯にかぶせ物をしているのか、歯並びがガタガタしている部位はないかなど自分の口腔内環境を知ることが大切だと思います

【参考文献】
1.高齢者における口腔粘膜の加齢に伴う構造変化に関する観察:秋本和宏,口腔病学会雑誌,71巻2号,Page80-94,2004.6

https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20190128-00031943-otonans-soci


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Source: ダイエット速報@2ちゃんねる
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